Jaspersoft Studioで初めてのレポート

チュートリアル   日本JasperReportsコミュニティページ

作成:小沢仁

このチュートリアルで習うこと

このチュートリアルではレポート作成ウィザードを使って、Jaspersoft Studioに同梱されているサンプルデータベースのデータを表示するレポートを作成します。
Jaspersoft Studioを使ってレポートレイアウト定義の基本概念と設定を説明します。

レポートレイアウト設計画面の表示

始めてJaspersoft Studioを起動した場合は「ようこそ」ページが表示されます。レポートのレイアウトを設計する場合は先ずこのページを閉じて、レイアウト設計ページを表示させます。

 

  1. 「ようこそ」タブの横の「×」をクリックします。
  2. 下のようなレポートレイアウト設計ページが表示されます。

新しいプロジェクトの作成

Jaspersoft Studioを使ってレポートを作成する場合は、先ずJasperReportsプロジェクトを作成します。Jaspersoft Studioを起動するとデフォルトで「MyReports」プロジェクトが作成されています。このプロジェクトを使うこともできますが、ここでは新しいプロジェクトを作成します。

  1. メニューから「ファイル」-「新規」-「その他」を選択します。
  2. 「Jaspersoft Studio」をクリックして展開させて、「JasperReports Project」を選択します。
  3. 名前に「始めてのレポート」を入力して「完了」ボタンを押下します。
  4. プロジェクト・ビューに「始めてのレポート」が追加されまます。

 

新しいレポートの作成

Jaspersoft Studioではプロジェクトの中にレポートを作成します。新規レポートウィザードを使って新規にレポートを作成します。

新規レポートウィザードの起動

  1. メニューから「ファイル」-「新規」-「Jasper Report」を選択します。
  2. レイアウトの雛形を選択します。
    今回は「さくらんぼ(横)」テンプレートを選択してます。
    「次へ」ボタンを押下します。
  3. レポートを入れるプロジェクトを指定します。
    今回は、作成した「始めてのレポート」にレポートを作成するので、「始めてのレポート」を選択します。また、レポートレイアウトのファイル名を「Cherry_Landscape.jrxml」に変えます。
    ここで「完了」ボタンを押下するとレポートは作成されますが、レポートに表示するデータも指定するため「次へ」ボタンを押下します。
  4. レポートに表示するデータ元を指定します。データアダプタに「Sample DB - データベースJDBC接続」を選択します。これはJaspersoft Studioに同梱されているサンプル用のデータベースです。
  5. データベース内からデータを取得するためにSQL文を入力します。
    今回は「SELECT * FROM ORDERS」と入力しまて、ORDERSテーブルのすべてのデータを取得してレポートに表示します。

    「アウトライン」タブを選択するとSQLのSELECT文の構成内に指定した値が表示されます。

    「図」タブを選択するとORDERSテーブルの列が図に表示されます。チェックされた列名のデータは所得されます。チェックが外された列名のデータは所得されません。今回はすべての列のデータを取得するため、すべての列名にチェックが入っています。
    確認した後に「次へ」ボタンを押下します。
  6. フィールドウィンドウが表示されます。
    Jaspersoft Studioでは、データを表示する要素を「フィールド」と言います。「フィールド」をレポートレイアウトに配置します。データベースからデータを取得してもレポートのフィールド一覧に含めないと、レポートレイアウトに配置することができないため、レポートに表示されません。
    ここでは列名「ORDERID」、「SHIPNAME」、「SHIPADDRESS」、「SHIPCITY」、「SHIPREGION」をレポートに表示します。左から列名を選んで「>」ボタンを押下すると、列名が右に移動されフィールドとなります。
    5つの列名をフィールドに指定した後に「次へ」ボタンを押下します。
  7. GroupByウィンドウが表示します。
    グループ集計を行う場合はグループにする列名を選択します。
    今回はグループを行わないので何も選択せずに「次へ」ボタンを押下します。
  8. これでレポートレイアウト定義する事前設定の指定が完了しました。「完了」ボタンを押下してください。
  9. 指定したテンプレートに選択したフィールドが配置されて表示されます。
  10. 「ソース」タブを選択するとレイアウトを定義したxmlファイル(*.jrxml)の内容が表示されます。
  11. 「プレビュー」タグを選択するとデータが記述されたレポートが表示されます。
    レイアウト定義では「$F{ORDERID},$F{SHIPNAME},$F{SHIPADDRESS},F${SHIPCITY},F${SHIPREGION}」と一行に表示されていましたが、実際のレポートではデータ行分、繰り返されて表示されます。
  12. レポートをPDFで出力して見ましょう。
    「Java」の横のドロップダウンリストから「PDF」を選択します。
    再度レポートの作成を行うために実行ボタン()を押下します。
  13. レポートがPDF形式で表示されます。

 


よりよくJaspersoft Reportでレイアウトの定義の仕方を理解するためには「レポート定義領域の説明」へ進んでください。

 

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