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作成:小沢仁
MS SQL Serverのセットアップ
- マイクロソフトサイトからJDBCドライバを入手します。
[ Web Browserから「http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=11774」ページの開きます。
[ 「ダウンロード」ボタンを押下して、JDBCドライバをダウンロードします。
注:本手順はSQL Server認証を使います。Windows認証を利用する場合は、Microsoft SQL Server JDBC Driver 3.0を使います。 - ダウンロードしたファイルを解凍します。次のようなファイルがあります。
「sqljdbc4.jar」がJDBCドライバ・ファイルです。 - MS IEを使われている場合は、Webブラウザからドライバをアップロードしようとするとエラーになる場合があります。手動でsqljdbc4.jarファイルをアプリケーションサーバのlibフォルダにコピーんして、LaKeel BIサーバを再起動してください。
MS IEを使っていない場合はこのステップを省略してください。 - NCHAR型を使えるように設定を追加します。
ファイルエクスプロラーを開き、LaKeel BIサーバをインストールしたフォルダしたの「apache-tomcat-x.x.xxwebappslakeelbiWEB-INF」フォルダに移動します。
テキストエディタでファイル「applicationContext-semanticLayer.xml」を開きます。
「<entry key="NVARCHAR" value="java.lang.String"/>」を探します。
下に「<entry key="NCHAR" value="java.lang.String"/>」を挿入します。
LaKeel BIは標準ではmoney型などのデータ型にも未対応です。必要に応じてそれらのデータ型とJavaのマッピングも追加してください。 - SQL ServerでTCP/IPを有効にします。
Windowsの「スタート」から「Microsoft SQL Server」-「構成ツール」-「SQL Server 2014構成マネージャー」を選択します。 - TCP/IPを有効にします。
「SQL Serverネットワークの構成」-「SQLxxxxxのプロトコル」を開きます。
「TCP/IP」をダブルクリックします。
「有効」を「はい」に変更し、「適用」ボタンを押下します。 - IPアドレス、ポートなどを設定します。
「IPアドレス」タブを選択します。
「IP4」の項目を展開します。
[ 「IPアドレス」はサーバのIPアドレスが記入されているはずです。記入されていない場合は記入してください。
「TCPポート」にはSQL ServerのTCPポート番号を入力します。デフォルトでは「1433」です。
「TCP動的ポート」はSQL Serverのインスタンスが使うポート番号です。空白に設定します。
「アクティブ」を「はい」にします。
「有効」を「はい」にします。
すべてを設定した後に「適用」ボタンを押下します。 - 設定を有効にするにはSQL Serverサービスの再起動が必要っとのメッセージが表示されます。他の設定も行うので「OK」ボタンを押下して作業を継続します。
- 「SQL Native Client」-「クライアントプロトコル」を展開します。
「TCP/IP」が有効になっていることを確認します。 - SQL Serverインスタンスを再起動します。
「SQL Serverのサービス」を選択します。
再起動するSQL Serverを右クリックします(複数のSQL Serverインスタンスを設定した場合は複数のSQL Serverが表示されます)。
「再起動」を選択します。 - SQL Serverのデータベースとユーザを作成します。
MS Windowsの「スタート」メニューから「Microsoft SQL Server」-「SQL Server Management Studio」を選択します。 - プルダウンリストからサーバー名を選択します。
「認証」は先ず「Windows認証」を選択して、「接続」ボタンを押下します。 - LaKeel BIレポート用のデータベースを作成します。もし既に作成されている場合はスキップして下さい。
「データベース」を右クリックして「新しいデータベース」を選択します。 - 「データベース名」を入力して「OK」ボタンを押下してください。
- データベースが作成されたことを確認してください。
- LaKeel BIが接続するユーザを作成します。
「セキュリティ」-「ログイン」を右クリックして「新しいログイン」を選択してください。 - 「ログイン」名に作成するユーザ名を入力します。
「SQL Server認証」を選択して「パスワード」及び「パスワードの確認入力」を入力します。
LaKeel BI専用のユーザなので、SQL Server画面にログインしないため、「ユーザーは次回ログインにパスワードを変更する」のチェックを外します。
「既定のデータベース」にLaKeel BI用のデータベースを選択します。 - 権限設定を行います。
「サーバーのロール」を選択して、ユーザのロールにチェックします。通常はデータベースを参照するだけなので管理者権限は不要です。 - 行えるイベントを指定します。
「セキュリティ保護可能なリソース」を選択して、ユーザが行えるイベントをチェックします。通常はデータベースへの接続をデータを参照できる許可で充分です。 - ユーザが有効になっているか確認します。
「状態」を選択して、「データベースエンジンに接続する権限」が「許可」、「ログイン」が「有効」になっていることを確認します。
確認した後に「OK」ボタンを押下してユーザを作成します。 - ユーザが作成されたことを確認します。
- SQL Serverのセキュリティ設定を再確認します。
SQL Serverを右クリックして「プロパティ」を選択します。 - 「セキュリティ」を選択します。
「SQL Server認証モードとWindows認証モード」になっていることを確認して、「OK」ボタンを押下します。 - LaKeel BIのデータベース設定を行います。
LaKeel BIサーバにログインします。
「リポジトリ」を選択して、レポート用のデータベース定義を行うフォルダを右クリックします。
「リソースの追加」-「データソース」を選択します。 - JDBCドライバ情報を入力します。
「JDBCドライバ」はドロップダウンリストから「MS SQL Server 2005(com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver)」を選択します。
ドライバ名の前に「インストールされていません」と表示されている場合は次の手順でドライバをインストールします。インストールされている場合はドライバをインストールする手順を省略してステップ30まで進んでください。
ドライバをインストールする場合は右の「ドライバの追加」ボタンを押下します。 - ポップアップダイアログが表示します。
「参照」ボタンを押下します。 - ダウンロードしたMS SQL Server用のJDBCドライバファイル(sqljdbc4.jar)を選択して「開く」ボタンを押下します。
- 「sqljdbc4.jar」が選択されたことを確認した後に「アップロード」ボタンを押下します。
- ファイルが正常にアップロードされると次のようなメッセージが表示されます。
- 他の項目を入力した後に「テストせ鵜族」ボタンを押下します。SQL Serverに接続できた場合は「接続合格」と表示されます。
接続できなかった場合は入力した項目値を見直してください。
正常に接続できた場合は「保存」ボタンを押下します。
これでLaKeel BIからSQL Serverのデータを参照することができます。
作成:小澤仁
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